vorneunaのブログ

舞踊家・振付家の前田新奈です。 元新国立劇場バレエ団。日常のひとりごと&鑑賞日記。

ODORIGOKORO vol.12

Angel R Dance Palace 企画のODORIGOKORO vol.12

無事に終演いたしました。

今回も高橋竜太先生総合演出にて、8作品が上演されました。

 

私はAngel Rの企画では4回目の再演『アネモイ』を上演させていただきました。

今までとの一番の違いは映像をつけたこと。

使用曲の作曲家がジョージアの方なので映像にもジョージアの画家ニコ・ピロスマニの絵画を拝借させていただきました。
と言ってもニコさんへ敬意を払いつつ絵の一部を自分でコラージュし、それを映像の立石勇人さんにお渡しし更に素晴らしい動く絵につくりなおして動かしていただいたものです。

そのおかげさまでこれまでの『アネモイ』のなかで最も自分の思う世界観に近づけたかなと思います。
リハーサルに取り掛かってから今回は映像を使用したいと考えていたところに、エンジェルの方から“映像どうでしょうか”との提案がありたまたま実現しました。
立石さんともやっとご一緒できて大変幸運でした。

ダンサーの皆様も絵の中で自分なりの表現を模索し、本番輝いていました。

やっぱり自分は、ひとりで作り上げるよりも何かと誰かと創ること、誰かの手が入り混ざり合うことを求めているんだなぁと再確認した次第です。

ゲネプロより...

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフの皆様、出演者の皆様、お客様、ありがとうございました!!

 

撮影 @江の島

鎌倉で行われる『詩を』フェスにて出没予定の映像撮影を江の島にて。

Costume:GAZAA(さとうみち代)

Movie:佐藤典之

 

オフショットを少々..

am5:00頃の稚児ヶ淵にて。

この海の先に父母が眠っていると思うとなんだかエネルギーが湧いてきます。

 

pm15:30頃 台峯にて。

他にも1日かけてたくさん撮影、身体は疲れても心が洗わたのか、久しぶりに浄化された心身を感じることができました。

鎌倉という地に感謝。

はしもとみお展

先週の休みの日、彫刻家のはしもとみおさんの個展を見に群馬県の館林美術館に行ってきました。

予想を遥かに超える人、はしもとみおファンの多さに驚きました。

彫刻やオブジェ、クロッキー、絵画、全てにドキドキワクワクしながらじっくり見て、触って。

(足跡マークが付いているものは触れました)

 

みおさんの愛犬月くん。

 

 

ミュージシャンの山田稔明さん家のチミちゃん(奥)とママン(手前)

山田さんのインスタグラムを毎日拝見していますが、みおさんがこの2匹の彫刻を創ってらしたのは最近知りました!かなりリアル。

こちら↓は少し前のガチャ。うちに飾ってあるチミちゃんとママン。

 

 

みおさんの絵も大好き。

 

図録と付属の小さな絵本を購入。

この「いいにおい」のストーリーが、本当に泣けるし素晴らしくて大好きです。実話です。

 

 

館林美術館は初めて行きましたが、とても素敵な場所でおすすめです。


行って良かったな。

 

山梨(甲府・都留)へ

8月9日(土)、山梨県甲府市のYCC県民文化センターで行われました「ユミクラシックバレエスタジオ創立40周年記念発表会」を観に行っていました。

今回は記念発表会ということで、演目は素敵なゲストダンサーの方々と生徒の皆様による『白鳥の湖』全幕と小品集、とても盛りだくさん。これまでの40年の歴史が詰まった舞台に感動しつつ、存分に楽しませていただきました。
客席ではとても久しぶりに会う同期や先輩にお会いすることができてこれもとても嬉しく貴重な機会。
終演後のパーティーにも参加させていただきましたが、生徒さんはじめOGの方々、ゲストやスタッフの方々、周りの方々みんなが由美先生のことを尊敬し大好きなのが伝わり、心温まりました。
この場でこの時間を過ごすことができて幸せでした。

左から小森幸枝さん、深沢由美先生、私
由美先生は谷桃子バレエ団の大先輩です。
私は25年前の15周年発表会の際、光栄にもゲストとして出演し、赤城圭先生演出/振付の『眠れる森の美女』全幕のカラボスを踊らせていただいたのでした。
随分前だという感覚はありましたが、まさか25年も前とは驚きです。
 
写真に写っている小森幸枝さんは由美先生と同門の方ですが、バレエを職業にはせず、私の父とゆかりのある方で現在仲良くさせていただいているお姉様♡
 
 
そして父といえば、、父の故郷は山梨です。
今回、せっかくなので前乗りし前田家のお墓参りに行ってきました。
父母は海に眠っていますが、祖父母やご先祖さまにご挨拶に...
お墓とは別に、祖父の生誕の地には石碑があり、そちらも訪問できました。
 

お墓やこちらを回るのに近くに住む親戚の方に良くしていただいてしまい、感謝感謝の一日に。。
 
こちらは都留市のお菓子。かりんとう饅頭ですが大変美味でした。

 
 
そして発表会翌日はせっかくなので少し観光を。
お天気が良くなかったので屋内のものということで県立美術館へ。

美術館と文学館が同じ敷地内にあります。
広々としたお庭では彫刻などのアート作品も見ることができます。
文学館には祖父の著書もあり以前特別展も行ったこともあるところですが、今回は美術館のみへ。
 
特別展のポップアートと常設のミレーを見ることができました。

作品そのものを純粋に見るのも良いですが、作家の人生や時代背景を知ることができるのが美術館へ足を運ぶ醍醐味だと思うのですが、自分がある程度年齢を重ねたせいか最近その感覚がとても強くなったように感じます。
 

ミュージアムショップにあったガチャで、欲しかったピカソの缶バッチが出た!とっても嬉しい♪
 
 
そしてもちろん、ほうとうも忘れません。
この日は割りに涼しかったのでちょうど良かった。

馬刺しも。

 
2泊3日の山梨、休暇というよりは色々なことを感じ考える旅になりました。
お世話になった方々に感謝を。
ありがとうございました!!
 
 
 
 
 
 
 
 

ジャンクショー

昨日は「ジャンクショー」へ。

毎年だいたい年3回(かな?)開催されている蚤の市です。

青空マーケットではないので猛暑でも安心..

「KANCHI HOUSE」さんのお店の前で写真撮らせていただきました。

 

会場にはヴィンテージという言葉がぴったりの貴重なものからガラクタまで、たくさんのアメリカもののアイテムが並びまくっています。

私の好みはどちらかといえばヨーロッパものなので数年前まではアメトイには全く知識がありませんでしたが、何回か足を運んだりアメトイコレクターの方々の影響でほんの少し馴染みができています。

そんな感じの私なので何かお目当てがあるわけではなく、毎回 “何かひとつでも良いから一目惚れするようなものに出会いたい!”という宝探しのような気持ちで会場を何周も回ります。

いつも大体クマモチーフ・鳥モチーフのものに目が行くんですよねえ。

でもって今回は良いものに出会えました。

 

左のクマは“SugerBear”と言ってアメリカのシリアルのキャラクターだそうです。

右のクマは“SmokyBear”と言って山火事の危険性を広めるために生まれたキャラクターだそうです。

スモーキーベア、かっこいい。ちょっとハマりそうです。

 

蚤の市の最初の体験は、多分「世田谷ボロ市」。実家が近くだったのと、父が骨董品が好きで毎回必ず足を運んでいたので私も何回かついて行ったと思います。

その次はベルリンの日曜市。毎週末行われる蚤の市に自転車飛ばして行っていました。

なんならその自転車も蚤の市で購入しました。

オランダ産のものだったけど、可愛くて乗りやすかったな〜。

新しいものを滅多に買わないベルリナーたちの生活を見て真似て、すっかり新しいものを買わなくなったあの頃が懐かしい。

もう15年も前のことですが、今になってまたあの頃の蚤の市熱が自分の中に復活してきたのを感じます。

 

ものを大切にしよう。。

 

 

 

『HOKUSAI』 ANOTHERSTORY in TOKYO

『HOKUSAI』 ANOTHERSTORY in TOKYO

 

毎週ここの前は通ってたのだが“イマーシブ展覧会かぁ”と、北斎好きだからこそ行くかどうか悩んでいました。

が、会期終了目前に仕事の合間時間があったのでえいやと入ってみました。

 

 

 

北斎にインスパイアされたエンタテイメントという印象だけど、映像は錦絵が一色づつ現れるようなイメージだったり音と振動や風といった劇的な演出もあり、北斎や浮世絵に興味を持つきっかけには良いのかも。

写真では伝わりませんが...

 

最近の展覧会は写真などOKが多く今回もそうで、なんとなく映像を撮ることに気がいってその場を楽しむことが疎かになることもあるかもと懸念しますが、今日のはスマホで撮った映像を後から見たらそれはそれでまた違った見え方で、おもしろくてそれも含めて自分としては満足でした。


8/11(
)まで渋谷東急プラザ3階にて

Ekman『PLAY』

昨日、新国立劇場オペラパレスにて、パリ・オペラ座バレエ団『PLAY』(By : Alexander Ekman) を観て来ました。


 

急速な経済の発展がもたらした豊かさの先でさまざまな問題に直面している現代。

日本人にとって「幸せとは?」という問いは結構な難問なのかもしれない。

今回の『PLAY』を通し、この難問は日本人に限ったことではないんだと感じ、その深刻さとちょっとした安心感を得ました。

内容は2部構成で休憩含めて約2時間。

自分は普段あまりプログラムは買わないほうなのですが、今回は休憩時間に購入しました。(2,000円)

“遊び”という極めてシンプルなテーマではありますが、形式と自由についてエックマンが語っていることは興味深い。みんな感じているけれども日々流しているようなこと、それをかたちにする視点とイマジネーションこそ作家のチカラなんだなと思います。

感じることは観客それぞれ。コンテンポラリーは意味がわからないと良く言われますが、意味不明な作品と、観る人によってさまざまなイマジネーションがはたらく余白がある作品とでは全然違いますね。

音楽も素晴らしく、静寂も笑いも驚きもあり、ラストは観客もこども心を開放してしまうという演出は素敵でした。

私は直前に行くことを決めたので、今まで登ったことがなかった4階の一番後ろの席で演奏家が見えなかったことだけが残念でしたが充分楽しめました。

 

それと、すっかり万博にハマった私は時間がある時に今回万博を作ってきたプロデューサーの方々のインタビュー記事や映像をよく見ているのですが、万博のテーマも共通するものがあるなと感じます。

万博が掲げるテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」ですが、経済発展によって得た豊かさの先にある本当の幸せや充足感、繋がりや共鳴について、あなたはどう考えるのか?そんな問いが自分ごととしても社会としても、続いていくんだと思います。

 

エックマンがプログラムの中に書いていること..

「人生の唯一の目的は幸せになることだ」(仏教の格言)

 

明日7/27まで、新国立劇場オペラパレスにて。